会則・規程

近畿産業考古学会 会則

第1章 総則
 第1条 本会は近畿産業考古学会(The Kinki Industrial Archaeology Society 略称: KINIAS)と
  いう.

 第2条 本会は事務局を京阪神地域に置く.

第2章 目的および事業
 第3条 近畿地域を中心に産業遺産の調査,保存および関連する分野の研究発展を図ることを
  目的とする.

 第4条 本会は,前条の目的を達成するために,次の事業を行う.
  1)研究会,見学会,講演会などの開催
  2)学会誌,ニューズレター,ニューズレター・電子メール版の発行
  3)その他,本会の目的達成に必要な事業

第3章 会員および会費
 第5条 会員は本会の目的に賛同する個人および法人とする.
  1)個人会員は,学会誌,ニューズレター,ニューズレター・電子メール版に投稿すること,
   その配布を受けること,および本会の催す各種会合に参加することができる.
   個人会員の内,学生は学生会員とする.
   本会に特別の功績のあった会員を,役員会が推挙し,総会の承認を得て,名誉会員と
  することができる.

  2) 法人会員は,法人会員として学会誌,ニューズレターに投稿すること,その配布を
  受けることができる.

   ただし,その構成員が本会の催す各種会合に参加する場合は,申し込み口数の
  2倍を限度とする.

 第6条 年会費は次のように定める.
  1) 個人会員3,000円 ただし,学生会員は1,500円
  2) 法人会員1口5,000円とし,申し込み口数相当分を納入
  3) 学会誌とニューズレターは会費に含まれる.
  4)名誉会員は会費を免除する.
 第7条 会員は,次によりその資格を失う.
  1) 退会の申し出
  2) 2年以上の会費滞納
  3) 死亡

第4章 役員会
 第8条 本会には,次の役員を置く.
     会長  1名
     副会長 1名
     幹事  若干名
     監査  2名
 第9条 会長及び監査の任期は2年とする.ただし,再任を妨げない.
 第10条 会長,副会長および幹事によって役員会を構成し,会の運営をつかさど  る.

第5章 総会
 第11条 総会は本会の決定機関であって,年次総会,臨時総会とする.
  1) 年次総会は年度初めに開催する.
  2) 臨時総会は役員会もしくは会員の1/10以上の開催要請があったときに開催する.

 第12条 次の事項は総会の承認を受けなければならない.
  1) 事業報告および決算,事業計画および予算
  2) 監査報告
  3)役員の選出

  4)その他
 第13条 総会は会員総数の4分の1以上の出席によって成立する.
      ただし,委任状の提出により出席に代えることができる.
 第14条 総会の議事は,第17条の場合を除いて,出席会員の過半数をもって決する.

第6章 会計
 第15条 本会の会計年度は4月1日に始まり,翌年3月31日に終了する.
 第16条 本会の経費は,会費,事業収入および寄付金でまかなう.

第7章 会則の変更
 第17条 会則の変更は,総会において出席者の3分の2以上の同意を得て行う.

[付則]
(1)本会則は2005年6月25日から実施する.
(2)本会則は実施から1年後に見直しを行う.
(3)2006年6月24日改正
(4)2009年10月31日改正
(5)2011年4月23日改正
(6)2017年4月15日改正


投稿規程

I.総論
1.刊行物
近畿産業考古学会は,近畿地域を中心に産業遺産の調査,保存および関連する分野の研究発展を図るために,「学会誌」,「ニューズレター」および「ニューズレター・電子メール版」を発行する.

2.刊行物の性格
学会誌には,有用性・新規性などの点で価値ある論文,評論,研究ノート,調査報告,翻訳,書評,・講演記録など,主として学術的内容の文を掲載する.
ニューズレターには,総会・役員会・委員会議事録,行事の通知や報告など,会員の意思疎通のための情報,産業遺産の保存への声明,気楽に書かれた内外見学記や博物館訪問記,博物館紹介,産業遺産紹介,その他を掲載する.
ニューズレター・電子メール版は,会員のほか非会員にも配信し,行事の案内や活動の紹介,産業遺産関連のニュース,その他を掲載する.

3.編集委員会
刊行物の編集は,役員会によって委嘱された編集委員会が行う.
(1) 編集委員長は,会長が幹事の中から指名し,役員会の承認を得る.
(2) 編集委員は,会長が会員の中から指名し,役員会の承認を得る.

II.学会誌
4.学会誌掲載文
 (1) 論文・研究ノート・調査報告・講演記録は,原則として講演会・研究会で発表された内容について投稿を受ける.
 (2) 論文は,編集委員会が委嘱した査読委員により査読し,選考を通ったものとする.
 (3) 評論・講演記録などその他の文章は,編集委員会が執筆を依頼して掲載する場合もある.

5.査読委員
 (1)査読委員は,会員の中から論文の内容に応じて適した人を編集委員長が委嘱する.
 (2)一論文に少なくとも2人またはそれ以上が査読に当たる.
 (3)査読委員は公表しない.したがって,査読委員は編集委員長を介して著者に意見を述べる.

6.原稿の提出手続き
 (1) 講演会・研究会で発表された研究は,指定された期日までに原稿を提出できる.
提出期日は編集委員会が定め,通知する.
 (2) 論文・評論・調査報告・翻訳の原稿は,図表,写真を含めて8頁以内,研究ノートは4頁以内,書評は1頁以内とする.できるだけ偶数頁であることが望ましい.
いずれも「執筆要領」を満たすものでなければならない.それを満たさない原稿は事務的に返却される.

 (3) 提出原稿は,所定の申し込み用紙ならびに原稿と,原稿のコピー2部(査読用)および入稿した電子媒体(ファイル)を提出しなければならない.提出されたものは返却しない.なお,カラー写真は焼付け写真またはJPEGファイルで提出のこと.
 (4) 編集委員会は,提出原稿に対し,受付日と受付番号を付した原稿受付書を発行する.
 (5) 原稿の送付先および問合せ先は,編集委員長宛とする.

7.原稿の採否
 (1) 原稿の採否は,査読委員の査読結果を基礎にして編集委員会が決定する.編集委員会はその採否を著者に通知する.不採択と決定した原稿については,不採択の理由を通知する.
 (2) 論文・研究ノート・調査報告は次の場合に不採択になる.
   ◯1他の雑誌に投稿中または採択された論文と内容が同一の原稿.
     採択後にその事実が判明した場合は,採択の取り消しもありうる.
   ◯2内容が不十分で,有用性が認められないと考えられる原稿.
   ◯3文章表現や構成に問題があり,わずかの修正では改善の見込みがない,あるいは,内容に対して著しく
冗長である原稿.
   ◯4その他,編集委員会が不適当と判定した原稿.
 (3) 編集委員会は,査読委員の意見に従い著者に照会し回答を求めた上で,改めて査読を行い,採否を決定する.
照会は,部分的に論旨が不明な点,あるいは,錯誤と思われる箇所についての問い合わせを主眼として行う.
  照会への回答は書面で行う.著者は質問事項に関連して原稿に手を加えることができる.
訂正原稿が定められた日までに再提出されない場合,その原稿は取り下げられたものとみなす.

8.原稿の取り下げ
著者が原稿の掲載を取り下げたい場合は,著者は理由書を編集委員会宛に提出しなければならない.

9.異議の申し立て
提出原稿が不採択となった場合,著者は文章により編集委員会へ異議を申し立てることができる.

10.著作権
 (1) 著作権と著作人格権は著者に属する.
 (2) 提出された論文の版権は,原則として近畿産業考古学会に属し,無断で複製あるいは転載することを禁ずる.
 (3) 論文作成に際して用いた映像などの著作権に関する問題は,著者の責任において処理済であること.
他人の著作権の侵害,名誉毀損,その他の問題が生じないように十分に配慮すること.
これらのことが処理済でない場合は不採択とする.
 (4) 万一,執筆内容が第三者の著作権を侵害するなどの指摘がなされ,第三者に損害を与えた場合,著者がその責
を負う.

III.ニューズレター
11.原稿
 (1) 総会・役員会・委員会議事録,行事の通知や報告,産業遺産の保存への声明などは,それぞれ役員会・委員会
において承認を受けた原稿をあてる.
 (2) 気楽に書かれた内外見学記や博物館訪問記,博物館紹介,産業遺産紹介などは,前項の記事を含めて,規定頁
数(1回A4判4頁以上の偶数頁)に収まる範囲で,順次掲載する.

IV.ニューズレター・電子メール版
12.原稿
行事の案内や活動の紹介,産業遺産関連のニュース,その他を掲載する.レイアウトや分量はとくに定めないが,読みやすいようなものとする.

以上:(2011年7月20日役員会改正) ※ニューズレター電子メール版の条項を追加
以上:(2012年3月21日役員会改正) ※講演記録の条項を追加

近畿産業考古学会 原稿執筆要領

1.論文・評論・研究ノート・調査報告・翻訳の場合 
 (1) 原稿のレイアウト
  別添えの原稿見本を参照のこと.
 (2) 原稿用紙のサイズ
  A4判,白紙に上21mm,下20mm,左右各25mmの空白をとる.
 (3) 表題,氏名,勤務先(所属機関)
  ◯1表題は日本文,英文の順で,12ポイント以上の文字を使用し,1頁目の上中央に書く.
  ◯2氏名,勤務先または元の勤務先の名称を書く.共著の場合,氏名と勤務先の対応を*印で示す.
    翻訳の場合,著者名,訳者名と勤務先または元の勤務先の名称を書く.
  ◯3氏名,勤務先または元の勤務先の英文表記は,*印に対応する左下脚注とする.
 (4) 日本語あるいは英語要旨は,氏名,勤務先の下の中央部に,左右2文字づつ減らし,3行以内に書く.
  キーワードは日本語あるいは英語で5語までを要旨の下に記入する.
 (5) 本文
  ◯1本文は,2段組みとし,中央に10mmの空白を設ける.原則として10ポイントの文字を使用する.
  ◯21頁当たりの文字数は,片段23~25文字_50行_2列=2,300~2,500字程度
(1頁目は表題などで少なくなる)となるように文字間隔と行間隔を設定する.
 (6) 表は上部に表1,図または写真は下部に図1のように順次番号をつけ,タイトルまたは説明文を付ける.
 (7) 脚注および文献
  ◯1脚注および引用(参照)文献は関連する本文中の箇所の右肩に小括弧() を付した番号を記入して示す.
  ◯2脚注および引用(参照)文献は論文の最後に一括して記載する.
  ◯3引用文献または参照文献は,本文中の箇所の右肩に小括弧() を付した番号に対応して,番号,著者名,カ
ギ括弧をつけて文献名,二重カギ括弧をつけて雑誌名または図書名,出版社名,引用の場合は引用頁,発
行年の順に出典を記入する.
 (8) 文中の見出し記号は原則として以下のように統一する.
  I.[ローマ数字]
  1.[アラビア数字]
  (1) [括弧つきアラビア数字]
  ◯1[丸数字]
 (9) 文章は明確簡明であること.
日本文は当用漢字(常用漢字),現代かなづかいを用いる.句読点は「,」と「.」に統一する.
 (10) 年号は,西暦を用い,必要に応じて元号を丸括弧内に入れる.例:2006(平成18)年
 (11) 文字の読みにくい原稿,図や写真などが不鮮明な場合は,書き直しを指示することがある.
書き直しを指示された原稿が所定の期日までに再提出されない場合,原稿を取り下げたものとみなす.

2.書評の場合
 (1) 原稿のレイアウト
  すべてを2段組みとし,上21mm,下20mm,左右各25mm,中央に10mmの空白を設ける.
 (2) 表題は12ポイント以上の文字を使用し,1頁目の左上に書く.
 (3) その他の事項は上記に準ずる.

3.講演記録の場合
 (1)1ページ目左下脚注に講演の情報を記入する.
 (2)その他は1.もしくは2.の書式に準じる.

4.ニューズレターの場合
 上記に準ずる.ただし,見出しは原則として10.5ポイントゴシックを,本文は,原則として10ポイント明朝文字を用いる.
 写真については,執筆者以外から提供された場合,原則として(撮影 ○○○氏),(提供 ○○○氏),(所蔵 ○○○氏)のように表記する.

(2012年3月21日役員会改正)3.講演記録の執筆要項を追加

近畿産業考古学会 ホームページ

1.ホームページ管理担当者
役員会において,ホームページ管理担当者を定める.
2.学会誌関係
学会誌掲載内容は,目次のみホームページに掲載する.
3.ニューズレター関係
行事の通知や報告,産業遺産の保存への声明などは,ホームページに掲載し公表する.

以上: (2006年2月4日幹事会承認)(2006年11月25日役員会)
(2008年4月16日役員会改正)
(2009年6月22日役員会改正)
(2011年7月20日役員会改正) ※1-(5)-丸2.本文フォントサイズを変更,3.写真の出典明記を追加
(2013年2月28日修正)※11-(2)「規定頁数(1回A4判4頁)に収まる範囲で,順次掲載する.」
→「規定頁数(1回A4判4頁以上の偶数頁)に収まる範囲で,順次掲載する.」

近畿産業考古学会
研究発表講演梗概原稿執筆要領

1.梗概原稿の提出手続き
研究発表の申込み後,発表の承諾を受けた場合,定められた期日までに事務局へ梗概原稿を提出すること.

2.梗概原稿
梗概原稿は,A4判4頁以内とする.
原稿のレイアウトは以下のように形式を定める.(別添えの原稿見本を参照)

3.原稿用紙のレイアウト
A4判白紙に,上21mm,下20mm,左右各25mmの空白をとる.
 (1)表題は,12ポイント以上の文字を使用し,1頁目の上中央に書く.
 (2)氏名,(現,元)勤務先の名称を10.5ポイント以上の文字を用い右寄せで書く.
連名の場合,*印で対応を示す.
 (3)本文は,2段組,中央に10mmの空白を設ける.原則として9ポイントの文字を使用し,1頁当たりの文字数は,片段23~25文字×50行×2列=2,300~2,500字程度(1頁目は表題などで少なくなる)となるように文字間隔と行間隔を設定する.
 (4)◯1表は上部に表1,図または写真は下部に図1または写真1のように順次番号をつけタイトルや説明文を付ける.
  ◯2図表・写真が本文から離れて表示されるとき,本文中に(表1)などのように記入し,本文と図表・写真の関係が分かるようにすること.
  ◯3 図表・写真の大きさは文字や映像が小さくて読み取りにくくならないように配慮すること.必要な場合,図表・写真は両断にわたってもよい.
  ◯4 図表・写真を他から引用した場合,必ず出典を明記すること.
(5)文中の見出し記号は原則として以下のように統一する.
I.[ローマ数字]
1.[アラビア数字]
(1) [括弧つきアラビア数字]
◯1[丸数字]
(6)句読点は「,」と「.」に統一する.

4.年号
年号は,西暦を用い,必要に応じて元号を丸括弧内に入れる.
例:2006(平成18)年

5.引用、参考文献
他から引用した文章は括弧「・・・」を付し,その後に丸括弧(・・・)でくくって引用文献に関する情報(著者名,文献名,発行所,発行年月日,引用頁など)を,また,参考にした文献があるとき,参考文献に関する情報を終りに明記すること.

6.原稿の提出
提出された原稿はそのまま印刷する.提出者の方で念入りに仕上げること.

7.著作権
 (1)著作権と著作人格権は著者に属する.
 (2)提出された文章の版権は,原則として近畿産業考古学会に属し, 無断で複製あるいは転載することを禁ずる.
 (3)梗概原稿作成に際して,用いた図表・写真などの著作権に関する問題は,著者の責任において処理済であること.他人の著作権の侵害,名誉毀損,その他の問題が生じないように十分に配慮すること.
 (4)万一,執筆内容が第三者の著作権を侵害するなどの指摘がなされ,第三者に損害を与えた場合,著者がその責任を負うこと.

(2008年4月16日役員会)

梗概・原稿見本

梗概・原稿見本 (2011年9月21日改定)